Bunkamura10周年企画 STUDIO COCOON 公演1999年3月30日?4月4日
@シアターコクーン
作:チェーホフ
翻訳:小田島雄志
演出:蜷川幸雄
CAST
女優アルカージナ、トレープレフの母親 :原田美枝子
流行作家トリゴーリン、アルカージナの愛人 :筒井康隆
地主の娘ニーナ、女優志願 :宮本裕子
アルカージナの息子トレープレフ、作家志望 :高橋洋
シャムラーエフ、ソーリン家管理人 :山谷初男
ポリーナ、シャムラーエフの妻 :あづみれいか
ドールン、医師 :原康義
ソーリン、アルカージナの兄 :妹尾正文
メドヴェジェンコ、教師 :飯田邦博
マーシャ、シャムラーエフの娘 :鈴木真理
ヤーコフ、下男 :唐沢龍之介 他
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ストーリー |
管理人:なっつんのつぶやき。
新しい形式を模索し 悩む小説家、トレープレフの役を演じています。
洋さんは、この時全然うまくできずに、自分の俳優生命は終わったと打ちのめされたそうです。そして、有名な(?)美竹公演で自主練し、そのかいあって本番は蜷川さんにほめられたというエピソードがあります。
そのことを知った上で「かもめ」を観ることができ、さらに感慨深いものがこみ上げてきました。
繊細で純粋で、生きることに不器用なトレープレフ。
とても洋さんらしいトレープレフでした。
まだ俳優として動き出したばかりの若かりし洋さん。
あの時期の洋さんがトレープレフを演じたということがとても意味があることのように思えました。
精神的に弱く、はかなげで、崩れそうな感じがとてもよく伝わってきて。。。
そんな洋さんと、このトレープレフが妙に重なって見えてしまいました。
きっと、今の洋さんがこのトレープレフを演じたら、それはそれでもちろんすばらしいトレープレフを観ることが出来るのだろうけれど、あのころの”不安定さ”は見ることができないような・・・
もっと貫禄のあるトレープレフになるような気がします。
そんな意味でもあの時期に洋さんにトレープレフを演じさせた蜷川さんはやっぱりスゴい人だな?と再確認してしまいました。

