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オイディプス王

2004年05月17日〜06月13日
            @シアターコクーン 


作:ソフォクレス 
翻訳:山形治江 
演出:蜷川幸雄 
音楽:東儀秀樹


CAST
 オイディプス :野村萬斎
イオカステ   :麻実れい
クレオン    :吉田鋼太郎
テイレシアス  :壤晴彦
コリントスの使者 :川辺久造
報告者      :菅生隆之
テーバイの長老たち:塾一久、田代隆秀、妹尾正文、小美濃利明

嘆願者たち :清家栄一、高瀬哲朗、高橋広司、今村俊一、飯田邦博、高橋洋、福田潔、冨岡、塚本幸男、堀文明、新川將人、鈴木豊、井面猛志、高山春夫、田村真、加瀬竜美
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オイディプスの娘 :福地亜紗美、山城みなみ、中村侑希子、鶴田莉奈
テイレシアス案内者 :秋山拓也

ストーリー

古代ギリシャの地、コリントスの王として育ったオイディプスは忌まわしい予言を授かった。曰く、父を殺し、母を娶ることになるであろうと。あまりに恐ろしい予言から逃げるようにして放浪の旅に出たオイディプスは、隣国テーバイに災厄をもたらした怪物・スフィンクスを破ったかどで、請われてテーバイの領主となった。非業の死を遂げた前王ライオスの后イオカステを妻に迎え、しばらくは幸福な日々が続いた。だが、やがて暗雲立ちこめ疫病災厄が国中を覆い、それを払うために神託がもたらされる。そして、悲しくも恐ろしい真実が明らかになり、運命は一挙に破滅へと突き進む...。


新聞の劇評

管理人:なっつんのつぶやき。

オイディプス王 アテネ公演2002年の再演です。
7月にアテネでの公演を控えて野外劇場向けに手が加えられた舞台。

洋さんの役は「嘆願者」の中の1人です。
チベットのラマ僧のような深紅の衣をまとった嘆願者たちが、激しく嘆きながら何度も体を舞台に投げ出すシーンも。。。
洋さんの他に清家さん、豊さん、塚本さん、田村さん、新川さんなどなど・・・すごい豪華なコロスの面々でした。
そんな嘆願者たちは2時間ずっと出ていますが、何せ”嘆願者”(笑)。映像の中で洋さんを探すのはちょっと大変。だけれど声はすぐに分かりました♪

それにしてもこの「オイディプス王」というお話。
ギリシャの有名な悲劇ということですが。。。
なんとも理不尽なお話でした。
神とはそんなにも偉大なものなのか。。。
オイディプスは何一つ悪いことはしていない。(自分を守るための手段として人を殺しましたが、それくらい)
ただ、アポロンによる予言によって破滅の定めを受けてしまっただけ。
神の定めた運命を逆らえずに破滅の道へと突き進むオイディプス。
彼は元から生まれてはならない人間だったのか・・・
そもそもこの世に生まれてはいけない人間なんているのだろうか。。。

昔の人がいかに神を信じていたのか、そんな背景が垣間見られる戯曲でした。